消費税のことがあるから小ロット印刷

最近、消費税の引き上げを行おうと総理大臣が盛んに発言していますが、このことからも
今は小ロット印刷を心がけるのが無難な時期ですよね。

基本的に飲食店のメニューにしても、なんらかのプライス表示にしても消費税も含めた
表示が義務づけられています。

ということは消費税があがったらそういった料金表示も変えなければなりませんね。

もちろん消費税があがっても値段を変えるつもりがなくて、もともと消費税込の表示で
別途表示していないというところは問題ありませんが、5%から10%に変わったとしたら
相当な金額が消費税として変わってしまいます。

なかなか値段を変えないというのは難しいのではないでしょうか。

結局のところそこから消費税を計算して納付しなければならないため、経理的な処理も
大変になります。

そう考えるといずれ消費税はあがることは国の財政状態からほぼ間違いないような状況で
すから、大量に印刷できるような時期ではありませんね。

もちろんチラシなどすぐに消費されるものは問題ありませんが、長く使うと思う物は
小ロット印刷をしていくことが経費削減にもつながります。

会社案内のパンフレットなどは長く使うけど別に値段が掲載されるわけでは
ないでしょうから問題ありませんが、お店のメニュー、料金表などは考えなければなりませんね。

印刷方法について

小ロット印刷はデジタルプリントを使った印刷であるため、大量印刷の場合と違って版が
必要ないというものでしたよね。

デジタルプリントということは、自宅にあるパソコンにプリンターをつないで印刷してい
るものと同じですが、その印刷した結果は紙であるとか印刷の設定で大きく変わりますよね。
例えば光沢紙の良い物を使えば写真を印刷することも可能です。
デジカメで撮った写真を自宅のプリンターで写真と同じものが印刷できるわけです。

しかしながら、こういった作業はかなりのカラーインクを消費してしまうことから枚数が
数十枚も印刷したらインク残量があっというまに減ってしまうということになりますよね。
私もよく家族の写真などは自宅のプリンターで印刷するのですが、結構プリンターのイン
クが減ってしまうことから、枚数が多い場合は印刷店に持ち込んで印刷して貰うことも多
々あります。
結構そのほうが安く綺麗に仕上がったりもするからです。

そう考えるとチラシなども自宅で数枚なんてわけにはいきませんから、業者に依頼したほ
うが綺麗に安く出来ますよね。
枚数が数枚であれば自宅で印刷や小ロット印刷というのもアリですが、ちょっと多くなったら
業者にオンデマンド印刷でお願いして、もっと大量になる場合はオフセット印刷を行うところに
お願いするのが一番安くなる秘訣ですね。

オンデマンド印刷のメリット

小ロット印刷はほとんどがオンデマンド印刷という方法で印刷されます。
この方法では従来は印刷表面にテカリがあったりしましたが、今は技術の進歩によってオ
フセット印刷と遜色ない仕上がりが可能になってきています。

またオンデマンド印刷の場合はオフセット印刷と違って製版を作る必要がないため、納期
も早く納品することが出来ます。
オフセット印刷の場合はデザインデータから一度版を作って、その版から大量に印刷をす
る形になるので、版を作るための費用がかかることで大量に印刷すると単価が下がるわけ
ですが、オンデマンド印刷はデザインデータから直接印刷するので版が必要ないことから
小ロット印刷でも単価が比較的安くすむということなのです。
ですから大量につくる必要のないものでもすぐに安くつくることが出来てメリットがある
のです。

例えば自費出版などもこういったオンデマンド印刷を使えば少ない部数だけを作るという
こともできるのです。
自分で書いた本が作ったりというのは自己満足の世界かもしれませんが、著者に自分の名
前が入るのはなんとなくカッコいいですよね。
昨今では同人誌などもこういった方法で作る人が増えているみたいですよ。
カタログなどにも利用できるので様々な用途で使い勝手が良いですよね。

小ロットをプリンターで

小ロット印刷は本当に少しだけであればパソコンを使ってプリンターで印刷しても良いで
すよね。
もちろん印刷会社にお願いするより格段に印刷の質は落ちてしまいますが、もしレーザー
プリンターがあるのであれば、そこそこのものを作れるのではないでしょうか。

昔働いていた職場では複合コピー機がカラーのレーザープリンターになっていたため、お
店で使うちょっとしたPOPや手配り用のチラシなどはそのプリンターで作ってA4サイ
ズで作ったものを半分づつに裁断して使ったりしていました。

なぜわざわざ裁断して使っていたのかというと、紙のコストを下げるために小さくしてい
たということもあるのですが、実際は複合機の契約の問題でトナーなどは業者が無くなる
頃にデータで業者に連絡が行くらしく、トナーが無くならないように持ってきてくれるの
ですが、支払はトナーベースでの支払ではなく、カラーコピー(カラー印刷)白黒コピー
(白黒印刷)を何枚行ったかで1枚あたりの単価が決まっていて請求されるというもので
あったため、なるべく大きいサイズで印刷したほうがコストがかからないのです。

それだったらA3サイズで4分割にすれば良いという声も聞こえてきそうですが、半分に
裁断するのと4分割に裁断するのでは手間が倍に膨らみます。

また、よく使われて安く売っているA4サイズのほうがコスト的に安く上がるということ
もありました。

本当に小ロット印刷を作る時は自分で作成してみるのも良いかもしれませんね。

小ロット印刷はいろいろなことが

小ロット印刷ではいろいろな種類の印刷ができますよね。

顧客に送るハガキなども小ロット印刷を使ってデザインされたものを
送るなんてこともできますよね。

美容室などもこういったハガキを使って、最近訪れていない顧客にDMとして
送るなんてこともありますね。

時にはお得なクーポンなどもついてくることもあります。

もちろんこういった方法は顧客情報が必要になりますので、そういった情報を
持っていないと難しいですよね。

現在は個人情報保護法などの影響もあって、顧客情報をゲットするのは
なかなか難しいものがあります。

多くの店舗はポイントカードなどを使って顧客の囲い込みとともに顧客情報を得て、
お得な情報を届けたりしています。

もちろんチラシよりも郵送代は高くなりますが、最大の見込客に送れることで
効率がよくなるのです。

また小ロット印刷では販促品として使えるようなものに名入れをして配ることも出来ます。

そう簡単に捨てられることがないため、名前が入っていることで通年的に
宣伝することが出来るのです。

実に様々な使い方ができる小ロット印刷です。

緻密な計算のもとに行える方法でもありますね。

是非、活用して利益をあがられる宣伝広告を行ってください。

色にまつわる話

小ロット印刷での雑学というわけではありませんが、印刷にまつわることなので
書いておきます。

色には様々な色があり、パソコンでデザインをする時の注意として、パソコン画面で確認する
場合と実際に印刷されたときにでる色は誤差があることを考えておく必要があります。

パソコンの画面ではRGBカラーと言われるレッド、グリーン、ブルーの3色を使って
表現しています。

これは色を混ぜるほど白に近づいて行きます。

しかし印刷する際は、CMYKカラーが使われます。

シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色を使われ、混ぜるほど黒に近くなっていくのです。

絵具と同じような形ですね。

これがモニターで見ると鮮やかなのに対して、印刷するとくすんだ感じになることが
あります。

それはデザインをする際にカラーモードを印刷のCMYKモードで作らず、RGBモードで
色を配色するとこういった現象がおこるのです。

近い色に変換して印刷をするため、どうしてもくすみが出てしまうのです。

デザインをするときには、カラーモードをCMYKで制作する必要があるのです。

忘れずにCMYKで制作するようにしましょう。

こういったことはプロの方では当たり前かもしれませんが、自分でデザインをしてみようと
言う方は知らなかったり、忘れがちになるので注意が必要ですね。

小ロット印刷だけではなく全ての紙媒体などでの基本となります。

小ロット印刷で景品

小ロット印刷はこれまで書いてきたようにメリットもいっぱいですね。

小ロット印刷では面白いことも出来るのをしっていますか。

例えば何かの景品を考えた時に、その景品にロゴや会社情報などを印刷することも出来ます。

何が面白いかというと、こういった景品は様々なものがあって、よくあるのがボールペンなどの
文房具を景品、粗品として配る場合に使われます。日常で使えるように、マグネットクリップ
なんてものもありますね。

最近はエコグッズをそういった印刷をして、景品に利用するところもあります。

飲食店ではスプーンやフォークでこういったことを行うところもありますね。

私が面白いなと思ったのは、フィットネスクラブの景品でそこのロゴが入ったお洒落な
携帯マグボトルなんてものありました。

こういった物は普段使えるものに自社のロゴや情報を印刷することで、日常でも自社のことを
思い出して貰えるという効果があります。

日常的に目にする物は、当たり前に覚えてしまうため、その会社、お店の知名度アップにも
繋がる効果があるのです。

他にも水道修理のところはマグネットで冷蔵庫などに貼れるように、電話番号を
載せたものを配ることによって、いざという時に注文して貰う効果を狙ったものなどもありますね。

増刷の予定がある場合

一般的に、印刷とは部数が多ければ多いほど1部当たりの単価が安くなるものです。
その理由はこれまでにも説明した中にあるように、オフセット印刷の人件費によるものだったり、他にはまとめて印刷する方法がとれるためだったり。
そのため、小ロット印刷だとどうしても1部当たりの単価が高くなりがちですが・・・

しかし、1枚単価100円のものを10部だけ印刷する場合と、1枚単価10円のものを1000部印刷する場合とを比べると、総額では当然前者の方がはるかに安いことは誰にでも判ります。
例え小ロット印刷だと1部当たりが高額でも、だからといって1000部も印刷してしまうよりは安価で済ませられるのですね。
そのため、必要部数が少ないことが判っているなら、小ロット印刷にした方がローコストで済むことは言うまでもありません。

しかし、増刷があるとなるとどうでしょうか。
最初、必要部数が10部だけだからと1枚単価100円で印刷しても、それをもう一度行えば倍のコストがかかります。
更に何度も繰り返していくと、結局は高額の印刷料金が必要となり、印刷総部数が少ないにも関わらず1枚単価が高額になることに。
そのため、後々増刷する予定が有るのであれば、最初から小ロットではなく大ロットで印刷してしまう方が、結果的には安価に済ませられるのですね。

ただ難しいのが、増刷予定があやふやな場合。
最初のうちに大ロットで印刷しておけば二度手間になることもなく、コスト的にも得かもしれませんが、増刷の必要性が無かったとなると残りは無駄でしかありませんからね。

そんな場合の提案としては、最初は小ロットにしておき、その後必要が出れば大ロットで、という方法でしょうか。
例えば小ロットでチラシ印刷して、配布の効果が有ると判ったのであれば、その後大ロットで印刷して晴れて大々的に配布するのです。

オフセットで小ロット印刷は可能か

現在、小ロット印刷といえばオンデマンド方式やバリアブル方式が主流です。
しかし、オンデマンドの場合はどう贔屓目に見てもクオリティが高いとは言えず、トナー方式のためどうしたって色ムラは発生しがちですし、また紙の端ギリギリまでといったこだわりの印刷はできません。
デザイン性の高いチラシ印刷などにはオンデマンドは不向きとされています。
また、バリアブル方式は小ロットが可能とは言っても、主に似たような種類の印刷物を1枚ずつ印刷するために利用される方式のものです。

オンデマンドにもバリアブルにも、スピーディーといった小ロット以外のメリットもあるにはあるのですが、小ロット印刷が目的でもなければオンデマンドやバリアブルはさけてオフセット方式にするのが通常。
オフセットにはクオリティに関して魅力的な部分がありますからね。

では、オフセットでは小ロット印刷は行えないのでしょうか?
オフセットとオンデマンドを比較してみましょう。
オンデマンドの場合、デザインなどを行った上で入稿すれば、あとは出力するだけで印刷が可能です。
出力だけ。
それが、オンデマンドがスピーディーな理由でもあります。

対しオフセットの場合、デザインなどを行った上で入稿しても、印刷の前にまず色校正が行われます。
実は、この構成段階で多くの人が関わり、ここで人件費がかさむのです。
印刷部数が小ロットだろうと大ロットだろうと、印刷物の種類が同じであれば人件費も変わらないため、どうしても部数が多いほど単価が安く、少なければ高くなってしまいます。
ただ、色校正に人件費がかかっているだけあって、その分ある程度の期間は必要としますが、クオリティは高く保たれているのですね。

小ロット(10部)から可能な印刷物の例

今回は少しばかり今までとは趣向を変えて、小ロットで印刷できる物には何があるのか観ていきましょう。
ただし、当然ですが取り扱っている印刷物は業者によって異なるので、あくまでも一例としてご覧ください。
実際に利用したい場合には、それぞれで小ロット可の印刷会社を探されることをお勧めします。

※10部以下からの小ロットのものだけをこちらに掲載しています。
※料金は特定の業者を例としていますので、参考までに。

●チラシ・フライヤー
 A6~B7上質70kg両面カラー×10部・・・5,570円

●カタログ・パンフレット
 コート110~135kg4ページ×10部・・・11,600円

●リーフレット(三つ折り)
 マット90kg両面カラー(三つ折り時100×210mm)×10部・・・2,100円

●無線綴じ冊子
 A4上質70kg24ページ(本文モノクロ)×5部・・・5,150円

●チケット
 コート135kg表カラー裏モノクロ(148×50~225×75mm)×10部・・・7,210円

●ハガキ(ポストカード)
 上質180kg両面カラー×10部・・・2,430円

●名刺・カード
 上質180kg両面カラー×10部・・・1,620円

●ポスター
 フォト光沢紙B2×1部・・・3,000円

●クリアファイル
 A4×10部・・・13,600円

●うちわ
 約244×215mm×1部・・・300円

●イベント用バルーン
 280mm角ハート形(塩ビ)両面カラー×1部・・・14,500円